プレスリリースでは、商品情報をニュースソースに変換する。

2016/07/31

<この記事の所要時間:約 3 分>

プレスリリースでメディアが求めている情報は、企業の商品情報でも、お店のメニュー情報でもありません。

商品紹介でもなければ、商品の原材料でもありません。

ニュースソース・ネタを求めているのです。

プレスリリースは毎日数十通もメディアへ届きます。その中で実際に取材されるプレスリリースは僅か1割り程度と言われています。

何故こんなにプレスリリースで取材される可能性は低いのか。

それは、多くのプレスリリースが、自社商品の紹介・売り込みになってしまっているからです。

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勿論ビジネスで売込みは重要な要素ですが、広報は売込みとは少し違う視点が必要です。

自社目線での情報のみをプレスリリースに記載してしまった場合、

それを見たメディアはどう思うでしょうか。

こう思うはずです。

「売り込みなら広告・CM使ってください。」

私がもし、テレビディレクターであってもそのように思うと思います。

メディアの収入源は広告費です。

ですので、単なる自社の売り込み・商品紹介のプレスリリースであれば、「広告費を使ってよ。」と思うのは当然のことですよね。

そうではなく、メディアが求めているのはニュースソースです。

ですので、プレスリリースで本当に取材を獲得したいのであれば、

自社の商品情報・店舗情報をニュースソースに変換する作業が必要です。

それをプレスリリースに記載するのです。

どのようにすれば、自社の商品情報をニュースソースに変換することが出来るのか。

早速ですが、その方法とはプレスリリースには商品説明ではなく、下記の内容を記載することです!

  • どのポイントが他店舗・他商品に無い特徴か。新規性。
  • 店舗・商品のコンセプト
  • 飲食店や小売店であれば、オススメのメニューや商品はなにか?名物はコレ!(見た目が重要)
  • 何故この店舗をオープンしようと思ったか。この商品を開発したのかという想い。(マーケティング的にこれが売れそうだと思ったから。はナシ。)
  • 店内の写真や提供メニュー、商品の写真(作られたイメージ写真はナシ。実際に使用している写真を)
  • キャンペーン情報。期間限定のオープン記念・新発売キャンペーン等。(少し安いではなく、超安いはインパクト大)

良くテレビを見ていると、レポーターがお店のオススメ商品を食べて美味しいー!とリアクションを取った後に、「何故このお店をオープンしたか。このメニューを作ったか」を必ず聞いています。

つまり、メディアがほしい情報は商品の情報ではなく、”何故”というストーリー。モノではなく物語が欲しいのです。

最終的には上記の内容を如何に企業目線ではなく、視聴者目線、メディア目線でプレスリリースを書くことが出来るかが重要です。

企業側から見る意外なポイント・新しいポイントも視聴者からすると、全然意外に感じない、新しく感じない。という事はよくあることです。

自社商品に自信を持つことは非常に重要な事ですが、プレスリリースを書くときだけは1歩引いて、自社商品を俯瞰して見ることが重要です。

是非上記の事を気をつけながらプレスリリースを書いてみてください。