生き方?職業?将来の夢を聞かれた時どちらで答えるべきかを考察
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とある人からこんな話を聞いたことがあります。

将来の夢は何か?

僕は職業を答えました。

すると、僕に質問した人は言いました。

「アメリカは職業ではなく生き方を答える。」と。

僕は「なるほどな」と思いました。

今回は、それについて自分なりに

考察してみたことを綴りたいと思います。

 

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あなたの将来の夢は何ですか?

殆どの人はこの質問された経験はあるはず。

そして、殆どの人は、職業で答えたはず。

そう、私達は知らず知らずのうちに

将来の夢=職業という認識が染み付いています。

これは何故でしょうか。

子供の頃を思い返すと、なんとなく理由が分かってきました。

 

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どうなりたいかではなく何になりたいかを重視する

僕は、子供の頃、両親からも何度も将来の夢について

質問されたことを記憶しています。

その時の質問は、

「将来大人になったら何になりたい?」

という質問です。

この「何になりたい?」の”何”は職業を指しています。

子供を育てる両親も、将来の夢=職業という

概念になっているので、このような質問形式になります。

だからこそ、私達は夢を聞かれた時に職業を答えてしまうのです。

 

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汗水たらして働くことを美徳としてきた

では何故日本人は将来の夢=職業という概念があるのでしょうか。

これは、僕の個人的な考えですが、

昔から日本人は「汗水たらして働く事=美徳」

としてきました。

何故この概念が染み付いているのかを考えた時、

昔は就業人口の最も多い職業が農業だったことと

関係があるのではないかと思いました。

昔はコンバインなどの機会も無く、

まさに、農業=汗水たらして働くという

職業でした。

実は僕も農家の家計に生まれ、子供の頃は

実家で毎年田植えなどの農業を手伝って

いましたが、本当に重労働で大変です。

まさに汗水たらして働いていた状況でした。

日本人の大半がこの汗水たらして働くという

事でお金を稼ぎ生きてきた。

だからこそ、汗水たらして働く事を美徳と

考えたほうが、やる気も出るし、励みにもなる。

そのような考え方が、今の現代の日本にも

染み付いて残っている。

日本人は仕事をする、働くということを

美徳と考えて来たことから、

その結果、将来の夢と聞かれたとき、

職業で答えるという事が当たり前になってきた。

のではないでしょうか。

 

寝ずに働くことも誇ってしまう日本人

僕も何度かやってしまったことがありますが、

「仕事多すぎて全然寝てないw」と誇る人いますよね。

寝ずに働きつづけることを誇るという事は

外国人からすると意味不明な概念だそうですが、

働くことが美徳と考えてきた日本人だからこそ、

寝ずに働く事も誇ってしまう。という事につながってくるのだと思います。

 

アメリカでは将来の夢=どう生きたいかを答える

ある知り合いの方からこの話を聞いた時に

「なるほどな」と納得できました。

アメリカでは「何になりたいか」ではなく

「どう生きたいか」を重要視するそうです。

それは、アメリカでは昔から様々な職業があり、

汗水たらして働く=美徳という概念を持つ必要が

無かったからだと思われます。

様々な方法で稼ぐ人が昔からたくさんいたからこそ

職業にはとらわれず、生き方を重視するようになった。

 

現代では汗水たらして働かなくてもお金を稼げる時代

しかし、日本も現代では、様々な職業が溢れています。

  • アフィリエイター
  • 転売屋
  • オークション
  • ブロガー
  • YouTuber
  • 投資家
  • ライター
  • マーケッター
  • コンサルタント

などなど。身体を使わずとも頭を使って

パソコン1台有れば場所にもとらわれずに

どこでもお金を稼げる時代です。

最近ではメルカリなどフリマアプリ等も増えて

ノマドワーカーと言われる

スマートフォン1台でお金を稼いでいる人も多い。

また、遊びに近い趣味が高じてそれが仕事になって

いる人もいます。

もちろん、汗水たらして働く事も大切であることは

間違いありません。

しかし、汗水たらして働かずとも、

頭を使えば、いくらでも稼げる時代でもあるのです。

 

情報収集が全て

PCやスマホ1台で稼いでいる人が増えているのは

知っているけど、実際やろうとしても上手く行かない。

という人が多い。むしろ、稼げている人は、

上位5%位しか居ないという現状も事実です。

だからこそ、何が重要かというと、情報です。

何をやるにしてもそのやり方を知る必要があります。

”やり方”つまり”情報”です。

成功するには成功するためのやり方、情報が必要です。

情報社会と言われ現在は情報が溢れかえっています。

にも関わらず、情報収集をしようとしない人も多い。

ネットにアクセスすれば簡単に有益な情報が手に入る

現在でもその恩恵に与かれていない。

知っていれば簡単に出来る事も知らなければ出来ません。

PC1台でお金を稼げる方法もネット上に沢山ありますが、

それも知ろうとしなければ入ってきません。

これは非常に勿体無いのでは。

様々な職業が増えてきた現在だからこそ、

もっと情報の重要性を感じ取る事が大切です。

 

もう職業にとらわれる必要は無いのでは

昔は、職業の種類も少なく限られていたので、

汗水たらして働くことや職業の選択を重要視する

必要性がありました。

しかし、現在では、どんな人でもPCやスマホ1台で

稼げてしまいます。

だからこそ、もう”何の職業に就くか”にとらわれる必要が

ないのではないでしょうか。

日本はもう発展途上国ではなくトップレベルの先進国です。

職業に囚われすぎず、

「将来の夢は?」と質問された時、

”職業”ではなく、”生き方”を答える思考が

もう少し有っても良いのかなと

この記事を書きながら思いました。

皆さんの将来の夢は何ですか?

そして、どんな生き方をしたいですか?

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