ボルボ・カーズが2017年に英国の交通史上、最大且つ最も大掛かりな自動運転の実証実験「Drive me London」を実施することを発表しました。
私達の生活の中で今後数十年の間に確実に現れるであろう自動運転車の先駆けとなりそうな自動運転実験をボルボがロンドンで行うとのこと。非常に面白そうな実験ですのでご紹介したいと思います。
全ての事故の約90%は運転者のミスや注意散漫
現在、全ての事故のやく90%は運転者のミスや注意散漫など、人間の不注意が原因とのことです。
確かに、まあそうですよね。
事故の原因は大体運転操作ミス。大半がうっかりミスやスピードの出し過ぎだったりします。
これは車に乗ってる人は勿論、ニュースで報道される事故もほぼ全てと言って良い程人為的なミスが事故の原因です。
車の故障や欠陥が原因になっていることなんてゼロではありませんが滅多にあることではありません。
英国の交通史上最大級の自動運転実験「Drive me London」とは
このDrive me Londonの目的は自動車事故・渋滞の大幅な検証、さらに運転者の時間効率化の為に、自動運転技術の導入速度を加速するための実験です。
ボルボは2020年までにボルボの新車に乗車中の死者・重傷者をゼロにするという事を1つのコミットメント(公約)にしています。
Drive me Londonはこのコミットメントの一環にも繋がるります。
ボルボ・カーズのCEOホーカン・サムエルソンは「自動運転車の実用化が早ければ早いほど、より多くの命が守られることでしょう。」と語りました。
今回のDrive me London自動運転実験では実際の家族が自動運転車を行動で使用する点がこれまでの自動運転実験とは違い、一線を画しています。
本当の家族が実験に直接関わる事はかなり躍進した自動運転実験と言えるでしょう。
Drive me Londonの今後の段階
2017年初頭、限られた数の半自動運転車でスタート
2018年には自動運転車100台レベルまで拡大
を目標にしています。
ボルボ・カーズを含む自動車メーカー各社は2021年頃までには自動運転によって自動車旅行中のしばしば活躍し、事故の発生頻度は激減すると予想しています。
また、NHSTA(米国国家道路交通安全局)の研究では2035年までには自動運転により衝突事故件数はなんと80%減少すると予想。
2035年というとあと20年弱です。
あと20年以内には自動運転車が一般的になっていることを願います。
サムエルソンCEOは「世界中の各国政府が可能なかぎり早く自動運転車の公道走行を認可する法整備とインフラを導入する必要がある」と語りました。
情報参照:ボルボ公式プレスリリース
まとめ
自動運転、まさに未来ですね。
筆者も早く自動運転の恩恵にあやかりたいです笑
というか、自動運転が一般的になった状態の世界をこの目で早く見たいです。
まずは、多くの人が自動運転に認知し、自動運転に対する関心を持っていくことも、この自動運転車普及の促進に繋がると思いココに書かせていただきました。