下半身、特に太もも・ふくらはぎ等が太り気味で悩んでいる女性は多いようです。
脚が一旦太ると、中々ダイエットが難しい部位でもあります。
そんな下半身太りですが、電車の中で通勤中に出来るエクササイズが話題です。
通常であれば、過ぎるのをただ待つだけの電車内での移動時間を足痩せの為の時間に有効活用してみませんか?
▼目次
下半身太りの原因は浮腫(むくみ)
下半身太りの原因の1つに浮腫があります。多くの女性が、この浮腫が原因で脚が太くなってしまいます。
下半身が常にむくんでいる状態ですと、下半身の血行が常に悪い状態でありつづけ、皮下脂肪はたまったままで、どんどん蓄積されてしまう一方です。
その結果、体全体の中でも下半身に余分な脂肪が付きやすくなってしまうのです。
脚が浮腫む原因・メカニズムは?
よく足が浮腫んで辛い。といいますが、この浮腫はそもそも身体にとってどういう状態なのでしょうか。
浮腫の原因
人の身体の60%は水分です。
病気や疾患などで浮腫んでしまう場合意外の浮腫の原因としては、最も多いのが、長時間立ちっぱなし、座りっぱなしで仕事をするということが挙げられます。
私たちは地球の重力に常に影響を受けているため、身体の水分は同じ姿勢を続けると重力に従って足に集まります。
ふくらはぎを動かさないと浮腫む
ふくらはぎのポンプ機能が衰えると、足の静脈の血液が滞り、血管から血漿(水分)が滲み出て細胞内に溜まっていきます。これが浮腫の原因、下半身太りとなります。
これを防ぐためには、ふくらはぎを動かす事が重要です。
電車内で出来る簡単足痩せダイエット法
それでは、電車の中で出来る足痩せダイエット方法をお伝え致します。これを通勤中に少しでも行うことで、足のむくみの軽減などにも繋がります。
1)つり革に掴まりながら、つま先立ちで電車に乗る
気になるふくらはぎをシェイプアップし、足首を引き締めることができます。
一見、簡単だと思われがちのこの方法ですが、やってみると脚がプルプルして効いているのが分かります。
急にふくらはぎに負荷を掛けすぎると、つってしまうこともありますので、駅ごとに休むなどきつくなり過ぎない範囲でご自身で調整されて下さい。
立ったまま片方の脚を上げて、もう片方の脚の後ろにクロスさせます。その時、足の裏は地面から上げたままです。脚全体が伸びていることを感じてください。
2)座席に座って脚を開こうと力を入れる
座席に座ったら膝とくるぶしをくっつけ外側に脚を開くつもりで脚に力を入れます。
5分ほどやると疲れてくるはず。この方法は、オフィスでも活用できるのでオススメです。
※こちらも普段あまりしない力の入れ方なので、過剰な負荷には気をつけましょう。
3)座って、地面から脚を浮かせる
座席に座った状態で、背筋を伸ばし脚を揃え地面から脚を浮かせましょう。
気になる太ももを引き締めると同時に、腹筋にも力が入る事が実感できますが、ポッコリお腹にも効果的です。
4)太ももに両手をのせ、脚と手で押し合う
座席に座り、太ももの上に両手を乗せ圧をかけます。
一方、太ももは手に向かってグーッと力を入れます。
端から見ると普通に太ももに手をのせている状態ですので、視線を気にしない、見た目的にも違和感のない運動です。
トレーニング時間を計算してモチベーションを維持
毎日電車通勤の時間を有効活用する方法がわかったとしても、いざ実践するのはちょっと億劫・面倒だと思った方は、ぜひ1ヶ月・2ヶ月と継続した時の時間を計算してみましょう。
仮に通勤で家から会社まで電車での片道が30分の場合は、往復で1時間になります。
月に20日出勤する場合は単純計算で1ヶ月20時間のトレーニングです。
1ヶ月で20時間
2ヶ月で40時間
3ヶ月で60時間
・・・
6ヶ月で120時間
このように1日単位で見るとほんの些細なトレーニングですが、3ヶ月、6ヶ月と継続すると60時間・120時間というトレーニング時間になります。
120時間トレーニングした場合としなかった場合、下半身太りは、イメージ的に解消していそうな気がしませんか?
ぜひ、モチベーションが続かなさそうと心配な方は、ご自身のトレーニング時間を計算してみて下さい。
ぜひ、持て余した通勤時間をダイエットに有効活用されてみて下さい。